春菊の栄養素は豊富だけど生と加熱を比較すると、どっちがオススメ?
春菊は
栄養素が豊富な
鍋料理には欠かせない野菜です。
春菊の旬は
晩秋から冬なのに、
なぜ、春菊という名前?
なのかと言うと、
春に花を
咲かせるキク科の植物!
だからなんです。
ご存知でした?
鍋好きなら、
鍋料理には欠かせない野菜!
として、冬が旬の野菜!
というのはご存じのはず。
その春菊、
実は、美味しいだけじゃなく、
栄養素もたっぷりなんです!
春菊の栄養素は豊富って、ご存知ですか?
春菊は栄養素が豊富っ!
というよりも、
春菊は
「鍋料理の名脇役!」
というイメージが強い!
と思ってるのは
私だけ?
ですよねえ?やっぱり!
なので、
「春菊は栄養たっぷりだから、
しっかり、食べてねっ!」
と親からも
言われたことがないような。。。
気がします。
でも、実際に栄養が豊富なんです。
ざっと、並べると、
- βカロテン
- マグネシウム
- カルシウム
- リン
- 鉄分
- カリウム
- クロロフィル
- 葉酸
こんなに多種多様な栄養素が!
簡単に、
各栄養素のご紹介しておきます。
βカロテン
「β」は、
「ベータ」と読むのですが、
ベータカロテン、
あるいは、
ベータカロチン
と、呼ばれることもあります。
そのベータカロテンは、
植物に
豊富に存在する赤橙色色素の一つ。
一般的には
緑黄色野菜に多く含まれる
カロテノイドの一種であり、
抗酸化力を持つ栄養素と
言われています。
体内ではビタミンAの不足時に
ビタミンAに変換されて、
ビタミンAとして活躍します。
ちなみに、
ニンジンは英語で、キャロット。
なんか、似てません?
そうなんです!
カロテンはキャロットに
由来すると言われてるのです!
マグネシウム
マグネシウムを一言で言うと、
カルシウムやリンとともに、
骨や歯の形成に必要な栄養素です。
そして、身近では、
豆腐を作る時に必要な「にがり」は
塩化マグネシウムが主成分。
マグネシウムが不足すると、
骨粗しょう症、
心疾患、
糖尿病という生活習慣病のリスクが
高まる可能性があります。
カルシウム
カルシウムは、
先ほど、マグネシウムの説明でも
登場したように、
骨や歯の形成に必要不可欠な栄養素。
つまり、
育ち盛りの子供たちには
無くてはならない栄養素であり、
子供の頃に、
「もっと、牛乳、飲みなさい!」
「小魚も食べなさい!」
と言われたことないですか?
リン
リンも
同じく、
骨や歯の形成の必須栄養素ですが、
リンは、一般の食生活で、
摂取しやすい栄養素ということで、
どちらかと言うと、
過剰摂取に注意!
と言われる存在なんです。
外食や加工食品が多いと、
リンの摂取が多すぎる!
という悪い面があるようですよ!
なので、
リン不足という事態は
普段、あまり、なさそうです。
鉄分
鉄分と言えば、
血液の赤血球に不可欠な栄養素
として知られていますが、
赤血球を
作っているヘモグロビンの成分
として、重要な存在。
なので、鉄分が不足すると、
鉄欠乏性の貧血になる可能性があり
貧血になると、
血液は十分な酸素を運べなくなり、
酸素不足で頭痛や疲れという症状を
引き起こしてしまうのです。
カリウム
カリウムはナトリウムと
バランスを取りながら、
体調を調整してくれる栄養素。
色んな食物から摂取できるので、
不足するということはなさそうで、
摂取量を増やすと、
血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加
ということで、
春菊には、
こんなに重要な栄養素が、
たくさん、含まれているのです。
かなりのスグレモノ!なんです。
春菊の栄養素は生で食べるのが正解?!
春菊は
生で食べた方が、
効果的に、栄養素を摂取できる!
はい、これ、正解です!
生で食べるというか、
春菊の栄養素は水溶性!
水に弱いのです。
つまり、溶け出してしまうのです。
なので、
サラダなどで
生の状態で食べるのがベスト!
なんです。
しかも、
鍋に入れるた春菊は
ほろ苦さを感じますが、
生だと、クセを感じない!
んです。
ぜひ、試してみてください。
春菊の栄養素は加熱した方が良いって、ホント?!
じゃあ、
その春菊、旬の秋から冬に
鍋料理で食べることが多いですが、
水溶性だから、
鍋で加熱するのは良くない!
ということなのでは?
少なくとも、
加熱した方が良い!
ということはなさそう!
ですよね。
でも、
春菊の栄養素は水溶性で
水に溶けだすということなので、
水分に溶けだした栄養素も
摂取すれば、OK!なのでは?
と思ったのですが、
実は、これ、大正解!
なんです。
つまり、
鍋の出汁に溶けだした栄養素も
まとめて摂取すれば、OK!
ということですから、
鍋の出汁も、しっかりと、
飲めば、OKなんです
要するに、
鍋の具だけを食べるのではなく、
最後に、お米を入れて、
おじやにして、汁ごと食せば、OK!
なんです。
とにかく、
鍋料理にしたら、
一滴残らず、おじやで食べちゃう!
ということで、
溶けだした栄養素も摂取できます。
鍋じゃなく、炒めて加熱
加熱する方法は、
鍋にするだけではないのです。
フライパンなどで炒めるのも
立派な加熱処理ですから、
ベーコンや豚肉と玉子と一緒に
炒めると、温サラダ!
みたいになって、オシャレですよ。
春菊の栄養素まとめ
ということで、
春菊には、
βカロテン
マグネシウム
カルシウム、
リン
鉄分
カリウム
クロロフィル
葉酸
など、
少なくとも、8種類の栄養素が
含まれていているというスグレモノ。
生でも、
鍋でも、
炒めてでも、OKです。
実は、私は
天ぷらにして食べることも
あります。
これも、香ばしくてオススメ!です。