板橋区議会議員・元山氏は放射能汚染を恐れて子供に学校給食を食べさせたくない親を非難するブログに対して謝罪をした。このような謝罪は喜ばしいことだ。
しかしながら、元山氏は元のブログを削除したので、何に対して謝罪しているのか不明である。また、これには、別のもっと重要なポイントがある。それは、住民の投票によって選ばれた政府・自治体職員の義務である。
本当は、元山氏は人を傷つけた元のブログを残す責任がある。それは福島の原発事故の後開かれた 核災害タスクフォースが会議の正確な議事録を残す責任があった のと同じ理由である。公衆は政治家と官僚がやることを知る権利があり、政治家や官僚は将来の選挙に不利になっても、一度起こした恥ずかしい行動や発言の履歴は消すことは許されないのだ。
人々の代表として選ばれている人が、そもそも立場を忘れて、自分を選んでくれた選挙民の関心事を批判することは間違っている。人々が忘れてくれることを願って、その行動の履歴を変えることは余計悪い。
元山氏は 謝罪を したからといって立場がよくなるわけでもない。食品の放射線レベルが通常出回っている物と「同等」であるから、食品は子供に与えるのに安全であるという一つの記事を引用しても、子供の親たちは家庭で食べる食品を福島方面から来るものを避けて注意深く選んでいることを全く無視している。親が心配していることに対し説教をしても、神経を逆なでするだけだ。
二番目の記事で、元山氏は 学校給食の7つの目標 を書いている。その多くは政府の責任というより、親の責任のように見える。
①適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること
②日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むこと
③学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと
④食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと
⑤食生活が、食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと
⑥我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること
⑦食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと
学校給食が安全で栄養のある食品の提供を厳守すれば、その目的は果たせるし、失言によって恥をかいた政治家による講釈は必要ない。
親がもっと教育に関わり、子育てを政府任せにしなければ教育制度はもっと良くなるはずだ。教育は基本的な読み書き算数を教えることに徹し、親代わりになろうとしない方がよい。 社会的エンジニアリングはいい加減やめていただきたい。元山氏の様な政治家は政府がすべてをコントロールすべきだと勘違いをする。















