日本の駄目な教育制度の為に最もいい対策は米国の教育制度の真似をすることだと考える政府や学校関係者は計画を再考する必要がある。日本の制度は確かに米国の制度より優れているわけではないが、日本の制度の失敗は異なる理由である。
両方の制度が、企業世界に従順で有能な労働者を供給するという大きな特性があるプロシアのモデルに倣っているが、そこには各国特有の問題を示す文化的な違いがある。この時点で米国を倣って日本が制度をつくることは日本が直面している問題の解決にはならず、現存の問題を解決することなしに更なる問題を増やすことにしかならない。
日本の勤労者教育を目指した制度は、他の国の失敗モデルに戻すのではなく、全面的な見直しが必要である。そして次の記事が示すように失敗であった。この記事を見て多くに日本人は驚くだろう。しかし日本の教育者に優越感を与えないように言うが、日本の制度も同じくらい悲惨である。
ノースカロライナのローリーに本拠地をおく、ジョン・ウィリアム・ポープ高等教育政策センターに対して書かれた、ラリー・サンドの「ジョニーは(未だに)読むことが出来ないのは当然」という記事では、アメリカ教育における学校教育の低下について非難している。教育学の教授は生徒に、「基礎練習後実践」形式や、「舞台上の賢者」となることは辞めておいた方がいい代わりに、「生徒の発見を手助けする」「傍らの指導者」となるよう教え込む。多文化的愚かな言動と相まって、この種の向う見ずな考えは今日の教育を説明する。サンド氏は、教員教育の間、「あるべき教師とは、この民族、あの貧しいグループ、この性的特異グループ、あの少なすぎるグループなど、全ての伝統的な「文化的に反応する教育」について学ぶよう強いられた。」
教育においてはひどく学力が低下している。ここあなたの為に、いくつかのサンプルテスト問題がある。問題1:次のどれが100万の4分の1に等しいですか?a) a)40,000、b)250,000、c)2,500,000、d)1/4,000,000あるいはe)4/1,000,000。問題2:マーティン・ルーサー・キングJr.は全ての人種の貧困層のために(文法上正確な選択肢を選べ。意味:情熱的に意見を述べた)。a) spoke out passionately, b) spoke out passionate, c) did spoke out passionately, d) has spoke out passionately or e) had spoken out passionate。 問題3:もしあなたの生徒が足首を捻挫したら、何を行うか?a)絆創膏をはる、b)氷で冷やす、c)水であらう
この問題は6年生、9年生、12年生、どの学年向けのテストか想像できるだろうか。たいていの読者は6年生用だと思うと私は考えている。間違いだ。では9年生だろうか?またもや間違いだ。君は、「わかったよ、ウィリアムズ、それなら12年生用のテストだろ!」というだろう。まだ違うのだ。ハートランド研究所が発行した学校改革ニュース(2011年9月)の、「教師は教えることが出来ると誰がいった?」という記事で、これらのテスト問題は教員志願者向けのテストだそうだ。最初の2つの問題は、私が教師向けにテストした練習問題のサンプルであり、3番目はイリノイ州の1999年の教員検定試験からである。シカゴ・サンタイムズ(2011年9月6日)によると、5243人のイリノイ州の教師が教員検定試験に失敗した。「一人の教師は教員検定試験の25問の問いのうち、24問を間違えた(12問の基本的技能テストのうち11問間違い、学習障害のある子供たちを教える方法についての12問のテストは全て)。」しかしその教師はまだ、シカゴで学習障害のある子供を教えることに従事している。教育各部門は、教員試験失敗の問題を解決した。「都市部教員テストはE-ZPassに変わる」という題名のニューヨークポスト物語(2011年11月14日)によると、99%以上の教師が合格した。
教育学部で使用される教科書は全く無意味であることを主唱している。イーニッド・リーら著の「ヒーローと休日の向こうに」という本の中での一節:「我々は、物語全体を忘れてしまうので文法や綴りに行き詰まるようになる余裕がない・・・わが国そして他の国々が今日直面している、非人間的慣習の到来:人種差別主義、性差別主義、金銭欲、そして「グローバル化」と見せかけている人間労働」
「数学の教え方」というマリリン・バーンズの書の中の文章で、「生徒に、電卓を使用することでより効率的に且つ正確に行える、退屈な計算をするよう指示する所はない。」
デニス・アダムズおよびメアリー・ハムによる、「教育と学習の為の新体制」では次のように言う:「頭に入っている知識というものは、指導技術や教えられている学生についての知識ほどは重要ではない・・・成功する教師は、コミュニティの外側の事情や、個人の能力、感情を理解し、学習の助けになる内側の事情や環境を確立している。」つまり、教師が100万の4分の1が250,000であるとわからなくても問題ないという意味だ。
ハーヴェイ・ダニエルとマリリン・ビザーの「重要な手法」という書の文中で、「生徒はもはや、知識という備品が教師によって運び込まれ、お膳立てされた認知に関する今では見られず、教師は常に主題の専門家として振舞うことが出来ない。」著者は、「米国の共通テストの主な用途は、善人と普通の人の区分を正当化する為である」と付け加えている。
教育学部はほとんどどの学校でも大学のスラム街を表している。アメリカの教育はスラム街の除去から恩恵を受けることができる。
ウォルターE.ウィリアムズは、ジョージメーソン大学ジョンM.オーリンの有名な経済学教授で、全国的に発表されているコラムニストである。
多くの日本人が自分の子供たちを送り出したいと思う、米国の教育体制が優れているという考えを捨てさせる他理由がないとすれば、この記事は全ての日本の教育者が必読すべきだ。どちらもどうしようもないし、どちらもそれぞれの国の衰退に貢献している。















