ライフデザインシリーズ1-1:活き活き人生を手に入れよう

2012年01月23日 川崎 祥代

小学校の卒業アルバムに将来なりたい自分の姿や職業を書いてからまだそれほどの年数の経っていない方も、もう数十年になる方もいらっしゃるでしょう。多くの方にとってそれが、人生の目標設定の初体験だったかもしれません。

今月から始まる新連載記事「ライフデザインシリーズ」は、活き活きと生活や仕事に取り組み、自分の未来を形作っていきたい方を応援します。「ライフデザイン」とは、どのような自分になって、どのような生き方をするか目標を設定して達成するプロセスです。このプロセスでは考え方と行動を意識的に変えることで、目標達成を可能にします。目標達成の行動の中には、新しい能力を身につけることも含まれます。

学校では、進路相談はしますが、ライフデザインの仕方は教えてくれません。特に、この20年間の日本の経済と社会は大きく変わり、今も変化をし続けています。今私たちが生きている社会は親や先輩の世代とは相当違います。昔は学校を出て、就職して生涯同じ会社に勤めるというのが普通と考えられていました。いまは、過半数の人にとってこれは、本当ではありません。

今はその他にも選択肢はあるし、「普通」とは何かが定義づけするのが難しくなっています。今の時代は、変動要因が非常に多く、様々な状況下で積極的に生きていくにはそれに適合する能力を養う必要もあります。充実した人生を送るには、自分から動いて求めないと、成功にはほど遠くなっています。昔はそのような能力はさほど要求されていなかったかも知れません。

2012年版のライフデザインシリーズでは、そのために毎回お役にたつヒント、自己診断あるいは自分へのチャレンジ等を織り交ぜてお届けします。各記事には、ツールがたくさん詰まっています。これから長年使い続けることができるツールです。ライフデザインに役立つだけでなく、日々の生活や仕事でも使えるツールです。

シリーズの始めは自分と向き合うことにフォーカスしていきます。自分と向き合うことは、人生のロードマップ作成のための準備です。ロードマップとは簡単に言うとA地点からB地点まで行く道のりを示すものです。自分が今どこにいて、これからどこに行くのかを、まず知る必要があります。人それぞれ違う道を歩みますから、自分で自分の進む道を見つける必要があります。誰もその道を教えてくれないし、出来上がったコースもないのです。

大変な作業の様に見えますか?一度始めれば、こんな楽しい作業はないと思われるでしょう。わくわくするような楽しい作業です。どうしてかというと、今より良くなる方向に自分の重心を移していくからです。もちろんチャレンジはあるし、試練も来ます。でも、大きな目標はその先にありますから、試練を乗り越えられるための心の体力をつけることも必要になります。

ライフデザインは、理性、知性、感性のすべてを投入する作業です。思考も感情も体感も入って来ます。自分のあり方すべてが人生だからです。もちろん生活と仕事の両面から見ていきます。

もし、何の道標もない人生を歩むとしたらどうでしょう。今自分がどこにいるのかも、どこへ行くのかも分からず、また何のために生きているのかも分からず、ただ日々生きているとしたら。いまから3年後は今日とどう違っているでしょうか?そして5年後は?そして人生全体ではどうでしょう?

ライフデザインシリーズは1年をかけて、人生に関することをいろいろな角度から見ていきます。その間に、自分にあったヒントを使って模索したり、試したり、実践してみてください。そして自分がデザイナーとなり、ユニークな人生を歩むための行動計画を作ってみてください。

この行動計画は、絵にかいた餅でもなければ、スケジュール表でもありません。あなたのビジョン、価値観、興味、強み、やりたいこと、なりたい自分がベースにある、中長期の行動計画です。そこには、プライベートと仕事の両方の要素が含まれます。私たちは激しく変化を続ける社会に住んでいます。環境が変わるし、前提条件が変わるし、私たち自身の優先順位も変わります。行動計画は定期的に見直して、軌道修正をしますが、本質的な部分、すなわちビジョン、価値観、興味、強み、やりたいこと、なりたい自分は変わらないのです。

この世の中であなたという人はたった一人のユニークな存在です。その大切なあなたの人生を考えてみましょう。

 

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